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うつ病

なんでできないのか・・・それが「うつ病」


もと教員、うつ病でひきこもりのmachaco(まちゃこ)です。

暑かった夏が終わり、秋になって日が短くなっていくこの時季、なんとなく「調子が出ない」「やる気が出ない」と感じたり、やらなくてはいけないことや、やりたいことが「できない」と思って落ち込んだりすること、ありませんか?

仕事に行ったり、家事をしたり、やらなくてはいけないことが山ほどあるのにうまく進まない、ちょっとしたことができずに用事がたまっていく・・・なかなか辛いものです。

長年「うつ病」患者として生活しているわたしもこの時季は毎年不調になり、毎日「できない」ことに苦しんでいました。

でも、今は「できない」ことも病気のせいだと受け入れられるようになりました。

うつ病になって毎日が「できない」ことだらけ

わたしがうつ病になったころは、少しずつ「うつ病」が認知、理解されてきたころで、気の持ちよう、なまけている、甘えているわけではない、それは「心の病」と言う考え方が広まってきたころでした。

そして、「うつ病」は誰にでも起こりうる病気、心の風邪などと言う言葉もよく聞かれました。

あれから10年近くたち、心療内科や精神科の受診もハードルが低くなり、早期に休養や治療をしてよくなるケースも多い一方、わたしのようにもう一生ものかと思うくらい長く患っている人もいます。

「うつ病」でいろいろなことができなくなってしまうことを周りの方が「仕方ない」と簡単に思えないのは当たり前で、誰よりも当事者ができないことに対する戸惑い、落ち込み、自己嫌悪に陥ってしまいます。

なかなか「うつ病」なんだから仕方がないと割り切るのは難しいですね。

ある日突然「できなく」なる

わたしの場合はある日突然「仕事に行けなくなりました」

まあ、突然と言うよりも徐々に朝の準備ができなくなってきて、ようやく出勤する毎日が続いているうちに「今日は無理」と家から出られない日が来ました。

学校に電話をするのも、状態を詳しく伝えるエネルギーもなく、自分自身が「なんとか気合いと根性でなんとかできる」と心の片隅にあるので、質が悪いです。

たいていの管理職は「大丈夫?無理しないで。ゆっくり休んでいいのよ。」とはなりませんね。

「病院行って、その結果教えて」「どのくらいの期間治療するの」というプレッシャーの方が重くのしかかります。

自分が一番「つらい」「どうしよう」と思っていることを周りの人から言われることがさらに落ち込む原因ですね。

サボっているわけではなく・・・

初めて「うつ病」で休職した時は、その時の管理職たちはまるではれ物に触るように、何も言わずに届け出書類を受け取ってくれました。

「うつ病になる人「」=「周りとあまり関わらない人」ではなく、わたしもどちらかと言うと社交的に見られる方です。

なので、周りも戸惑っていたようです。

その後復帰し、異動して違う学校で勤務しましたが、そこで再び病状が悪化して休職する時は、電話口で強めの口調で管理職から「今後どうなるのか」等と聞かれ、その時はきちんと伝えないといけないと思い、言いました。

今、自分ではどうしようもないです。決してサボっているわけでも、気の持ちようとかいうことではないです。

ハッとしたように一瞬言葉に詰まった管理職は、「そ、そうだよね・・・」

悪気はないのでしょう。思ったことをはっきりと言う、正直でわかりやすい人でした。

でも、そのいつも強気ではっきり言うあの人から、ストレスの素になる言葉をたくさん浴びていたのは、わたしだけではありませんでした。

誰もがはっきりと自分に対して言葉に出して言うわけではないけれど、うつ病になった経験がない人は、その「できない」が理解できないのです。

そこからまた長い長い「できない」との闘いが始まり、今に至ります。

この「できない」が病気のせいとわかっていても、やはり「なんとかしないと」と思ってしまうし、実際に仕事に行くとなると他には何もできなくなってしまいます。

なんとか仕事に行ってわずかなお給料をもらうことで、そんなに自分をすり減らし、家事ができないため食費などの出費も多く、家計が潤うわけでもないと言う、単なる消耗しただけの1年半を過ごしてしまいました。

「できない」を受け入れる

うつ病と診断を受けてから9年経ち、毎年同じような時季に不調になるので、家でゆっくりと過ごしている今は自分のことを考えたり、ペース配分をできるようになりました。

いつも9月から下降線になり、10月も低迷しているのですが、今年は思ったよりも9月が悪くなかったので、少し安心して過ごすことができました。

でも、急にぐんぐん悪くなることがあり、その時は数日の間にあっという間に家のことも、自分のこともなかなかできない状態になってしまいます。

朝は当たり前にみんながしているように、顔を洗って身支度をすることがなかなかできず、ダラダラしています。

日中も手芸をしたり、片づけをしたり、本を読んで勉強したり、ブログを更新することができず、夜になってしまいます。

夜は早く寝たくてもシャワーを浴びて寝る準備をし、布団に入るまでに時間がかかります。

まさしく「ダメ人間」の生活になります。

でも、今はそんな時は「仕方ない」と思えるようになり、最低の目標である「夕食の支度はする」ことができればいいと思っています。

逆に、調子が悪いのに洗面所の掃除をできたとか、カーテンの洗濯ができたとか、押し入れや納戸にある不用品を捨てることができたとか、「できた」ことに目を向け、自分で満足できるようになってきました。

「できない」ときは焦らないことが大事

いつものように「できない」状態になった時、もしわたしと同じように「うつ病」などを患っている場合は、それは病気のせい、できることだけしてやり過ごそうとくよくよしたり、自分をダメだと思わないようにすることが大事です。

そして、特にこれまで大きな不調や診断を受けた経験がなくても、心が疲れて不調になっているのかもと、ペースダウンをしたり、必要ならば専門機関に相談してみることをおすすめします。

「うつ病」は誰にでも起こり得ることとは言いますが、症状や現れ方はそれぞれ違います。

でも、多くの人が「できない」で苦しんでいます。

早めに治療をし、回復した人も多くいます。

是非、「おかしいな」と感じたら、必要以上にがんばろうとしないで欲しいです。

後悔と言うことではありませんが、自分のこれまでのことを思い返すと、治療のしかたやタイミングが違えば、もしかしてここまで長く患わずに済んだのかなあと思うこともあります。

自分はこれから一生「うつ病」なのか、それともいつか治るのか、お医者さんにも自分にも全くわからず、ずっと泥沼の中を歩いているような毎日から抜け出てみたいと思う日々です。

 



 


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