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もと教員

今時の運動会事情 春の運動会シーズン


北海道は春の運動会シーズンです。

5月の最終週の土日と6月第一週の土曜日が多いので、学校の近くを通ると練習に励んでいる様子を見ることができます。

今回は元小学校教員、現在ひきこもりのわたしの知る最近の運動会事情についていくつかお話しします。

最近の小学校の運動会事情

運動会は、学校の行事の中で入学式、卒業式、学習発表会(学芸会)と並んで大きな行事の一つです。

子どもたちはもちろん、学校の先生たちもPTAも練習と準備に大忙しです。

元同僚や元同業者の友人たちは、みなさんお疲れです。

それでも、今週の土曜日開催予定の学校は、天気予報では中止の可能性が低いので安心です。

日曜よりも土曜開催のほうが多い

土曜日に予定していて悪天候で中止になると、次の日の日曜日に延期になります。

日曜日に予定していて中止になった場合、次の週に延期になるケースが多いです。

運動会はお弁当があります。(最近は午前で終了と言う学校もあるそうですが)

特に運動会はおじいちゃん、おばあちゃんなども応援に来るので、いつもより品数も量も多いので、前日には冷蔵庫には食材がびっちり入っている家庭は多いです。

それが、次の日ならほとんどの物を持ち越すことができますが、1週間延期となると、また1週間後に買い出しに行き、仕込みをすると手間も出費もたいへんです。

更に、場所取り、早起き、その他の負担が2週連続になります。

そう考えると家庭の都合に感じてしまいますが、実は子どもたちの負担も大きいのです。

学校では、行事前になると特別日課として授業時数の調整とグラウンドや体育館の学年ごとの使用割り当てが変更になります。

毎日体育があり、練習に励むわけです。

リレーの選手は朝練、高学年は委員会活動として用具係、放送係、応援団など様々な役割があり、準備にも時間を確保します。

そして、運動会は紅白に別れてのチーム戦となるので、チームワーク、団結力などを求めます。

保護者が観に来る晴れ舞台でもあるので、子どもたちの気持ちを当日に向けて盛り上げ、子どもたちも前日には気合マックスで帰るのです。

もし1週間延期になった場合、時間割は前の週まで体育多めでやって来た分の調整で、他の教科をがんばらないといけないので練習時間を十分に確保できず、子どもたちの士気も下がります。

子どもって、テンションが上がることですごい力を発揮するものです。

そして、すぐに忘れて気持ちを切り替えてしまうことも得意です。

1週間延期したら、練習期間が延びても技量は上がらないのです。

そこで、日曜日中止で1週間延期のリスクは高いことを考え、土曜日開催にしている学校が増えました。

ご近所からの苦情・・・迷惑駐車と騒音

学校周辺には行事や参観日などで路上駐車が問題となります。

ご近所に迷惑がかかるうえに、交通事故の原因になるため最近はとても厳しく注意されます。

PTAや学校職員が警備を強化したり、学校周辺に張り紙やひもを貼ったり、看板や三角コーンを置くなど徹底しています。

荷物が多く、小さい子やお年寄りを連れて行くとなるとたいへんなのもわかりますが、路上に車を止めるとご近所に通報され、警察を呼びますよと警告されることもあります。

そして、騒音問題も学校は神経を使います。

外で音楽やアナウンスをするため、「うるさい」と苦情が来るので音量を小さめにしている学校が増えました。

本番だけでなく、練習の時も同様に小さめ音量です。

場所によっては普段のチャイムや放送の音をしぼっているので、最後に勤めていた学校では昼休みの終わりのチャイムがグラウンドで聞こえなくて遊び続ける子たちに「休み時間終わりだよ~」と呼び戻していました。

周辺にマンションが多く、音が反響するので得に小さめな学校でした。

個人的には、あの「天国と地獄」がガンガン鳴っているのが運動会の醍醐味なのだと思うのですが、地域住民の生活も大事ですからね。

なぜか「校長先生の話」は練習では代役

これは、学校あるあるの一つなのですが、開会式の練習などで「PTA会長さんの話」「校長先生の話」では、礼などのタイミングを練習しますが、その役を近くにいる先生がやります。

卒業式などもそうですが、PTA会長さんは当日でないといないのでそうなりますが、校長先生は練習の時は台に上がりません。

これは個人的にずっと不思議に思っていることの一つで、学校では普通です。

先生たちのエネルギー源

先生方は、当日は早朝から準備のために出勤します。

昼ご飯は、職員室でちょっと豪華なお弁当を食べます。

親睦会費として積み立てたお金で、仕出し屋さんに届けてもらいます。

ただし、午前中の競技の時間が伸びても午後のスタートの時間はあまり遅くしない場合が多いので、昼休みはゆっくりする間もなく急いで食べて水分を補給し、午後のためのライン引きや用具の入れ替えに行きます。

子どもも大人も楽しい一日になりますように

子どもたちの日常の学習の成果を保護者や地域の方に見てもらうこと、みんなで協力したり、自分の役割を果たすことで子どもたちが成長するための行事です。

その行事をより意義のあるものにするためには、いろいろなことに神経を払い、子どもを支える家庭や地域にも細やかに気を遣う必要があるのですが、学校もたいへんですね。

今日実家に行ったら、実家の裏の学校の教頭先生が学校長からの「ご理解ご協力のお願い」と題した手紙とプログラムを持ってごあいさつに来たと言っていました。

実家はグラウンドと隣り合わせなのですが、同じ並びの家に一軒一軒あいさつして回っているそうです。

もと学校職員だからと学校を美化するわけではありませんが、普段あまり気に留めない先生方の苦労も楽しみもあるのが運動会です。

今週末は天気はいいけど気温も高いようです。

子どもも、応援とお弁当、場所取りにたいへんな大人も、先生方も暑さ対策をしていい運動会になるといいなあと思っています。

 

 

 

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